Ride23:静岡を飛び出て蔵王山ライド140Kmだ!の巻Part2
つーこんで、前回
の続き。
多米峠(ためとうげ)っていう峠を超えて、静岡県浜松市から愛知県豊橋市に突入したSMRCご一行。
目的地の蔵王山は豊橋市から更に先の田原市と言うところになるらしい。
なので豊橋市内を自転車で抜けなきゃいけないのだが、この区間は非常に助かった。
豊橋市内の比較的交通量の多い道を走るため、300メートルから500メートル走ると赤信号で止まる事ができたから。
ありがたや~、信号ありがたや~。
SMRCの人たちって信号が無けりゃ、いつまでも猛スピードで走る人たちばっかりだから。
信号のおかげで千切られずにすみました。
そんなこんなで、豊橋市内を順調に走り抜けていたのだが、走っても走っても「蔵王山」らしき山が見えて来ない。
「どこ~?蔵王山ってどこ~?山なんて無いじゃーん」と、ぶーたれる藤ちゃんに
M山さんとI葉さんが「そのうち右手側に見えてくるから!」と教えてくれるのだが
相変わらず、走れども走れども蔵王山は見えてこない。
「蔵王山、俺たちにビビって逃げちゃったんじゃねーの?ぎゃははは」などと悪態をついていたその時!
SMRCの暴れん坊将軍M藤さんが口を開いた。
( `Д´)/ オラ!見えたぞ!あれが蔵王山だ!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
な、なんなの?あの要塞みたいな山は…。
つーか、山じゃん! まるまる山じゃん!
そして、なによりも、遠いよ! あそこまで行って、さらに、登るのかよ!
すみません、ビビって逃げ出したいのは私でした。
走るにつれて、その姿をハッキリと見せ始める蔵王山。
こんもりとした形。頂上には風力発電があるね。
ここまで来たら、もう蔵王山の登り口は目前。
だが、藤ちゃん。ここまでの道中でけっこうヘロヘロ…。
麓の登り口の手前ですでに多くのメンバーとは離れてしまってのボッチライド。
登り口付近の看板に書いてありました。
「展望台まで3.7キロ」
3.7キロってすぐだと思うでしょ?
ねぇ?
楽勝じゃんって思うよね?
登りなんだよ!
ずーーーーーーーーっと登りで3.7キロってキツいよ!
登りはじめの登り口から既に心が折れかかっていた藤ちゃん。
だが、そんな根性の無い藤ちゃんを登り口で待っていてくれた人がいる。
SRMCの貴公子。A池さんである。
平地での「引き」に加えて登りでも並走してくれるのである。
なんという貴公子!
だが、蔵王山の登りは容赦ない。登りはじめで早くも藤ちゃんの自転車につけてあるサイクルコンピュータの勾配表示は10%を示している。
さっそく、A池さんに弱音を吐く藤ちゃん。
(;´Д⊂) A池さん、10%って出てます~、キツぃっす~ ハァハァ
( `Д´)/ 目の前の数字に惑わされるな!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル A池さん。鬼軍曹になってました。
その後もA池さんからは
( `Д´)/ 下を向くな~っ!
( `Д´)/ 上半身! 腕を使え!腕を!
などのアドバイスをもらいながら、喘ぎに喘いで坂を登る藤ちゃん。
この蔵王山ってね、
なにが嫌だったかって言うと、頂上の展望台が見えた状況で坂を登る時間が長い!
人によっては頂上が見えてた方がラクなのかもしれないけれど、藤ちゃんレベルの遅さだとゴールの頂上が見えているにもかかわらず
登っても登っても、いっこうに頂上に近づいている感じがしない!
3.7キロの登りがこんなに長く感じるとは…。
気力、体力の限界が近い藤ちゃん。
それを支える鬼軍曹。
果たして、SRMCメンバー全員で頂上に着く事はできるのか?
次回、Ride24:静岡を飛び出て蔵王山ライド140Kmだ!の巻Part3に続く!
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