Ride08:熊と書いてくんまと読むよトレーニング Part4
『Ride07:熊と書いてくんまと読むよトレーニング Part3』の続き。
つーこんで、
ひたすら寒い日陰道を走りやっとこさたどり着いた、どこだか良くわから無いコンビニを出発し、「満光寺(まんこうじ)」に向かう。
あとから地図で調べたら、こんなルートだね。
ところが、再三書いているように色々とわからないわけだよ。藤ちゃんとしては。
だいたい、こんな事が分からない↓
・どこを走っているのかが分からない。
・どこに向かっているのかが分からない。
・どれくらい走れば目的地につくのかがわからない。
コ レ は 恐 い よ 。
しかも、コンビニを出発してからの道が国道だからなのか、土曜日だからなのか知らんが、田舎のクセにやけに交通量が多い!
トラックやら乗用車やら、びゅんびゅんと横を通って、これまた恐い。
そのくせ、信号がほとんど無いから結構なスピードで走らないと逆に危ない感じでそれまた恐い。
そんでもって、先頭付近で少しでも遅く走るとSMRCの暴れん坊将軍M藤さんから
「オラっ!遅ぇよ!」
「後がつかえてんだYO!」の怒号が聞こえて来て、
コレが一番恐い。
つーこんで、この区間はみんなでびゅんびゅん走っていたので写真無し!
んで、やっとの事で着きましたよ!
「満光寺(まんこうじ)」
正確には満光寺に隣接する道の駅ですな。
いや~~~~~~~。疲れた。
ホントね、途中で「浜松○○キロ」って標識見たときは心の底からホッとしたからね。
もう、あとは少し休憩して帰るだけ!
と皆が思っていたその時である。
あの男。
K林が、のたまうのである。
(;゚д゚)ポカーン
意味がわからない。このまま、まっすぐ帰ればいいじゃないか!
何名かはK林の提案に行く気マンマンであるが、ルートのイメージが全くわかないので
「どういう事?」と聞くと。
↑
こうやって帰るのが一番早く帰れるらしいのだが、
K林は↑この道で帰りたいらしい。
そこに何か利点はあるのかと尋ねると
K林は言う。
・距離は普通に帰るのと10キロ程度しか変わらない。
・ちょっとした坂道はあるがほんのちょっとだから大丈夫
・この道を行けば絶景が見られるよ!
との事。
絶景? 絶景と言うのは気にかかる。
が、通常ルートであったとしても現在の藤ちゃんの体力を考えると、かなり厳しいのは確かである。10キロ増量の距離を走破できる自信は無い。ましてや、短いとは言え坂道もあるそうだ。
「今日はこのまま帰ろう」
と、思っていたがSMRCの暴れん坊将軍M藤さんが
「行ってきな」
「行って来た方が良いって」
「経験値上がるから行って来な」
「行け」
「行け!」
「いいから行けよ!!!」(゚Д゚)ゴルァ!
と、畳み掛けてくる。
(ウソみたいでしょ?この恫喝wホントにこうやってたたみかけてきたwさすが暴れん坊将軍)
そんなこんなしている間に、「帰ってやる事があるので早めに染地台に帰る組」のM山さん、H多さん、I藤さん、M藤さんが染地台に向かって動き出した。
藤ちゃんも…
「早く帰る組」に...
着いて行かない!
K林ルートに行こうじゃないか!
M山さん、H多さん、I藤さん、M藤さんとはここでお別れ。
やはり、「絶景」が気になり、
残ったI葉さん、S藤さん、Y下さん、I澤さん、K林さんと浜名湖周りルートを選択した藤ちゃん。
しかし、そのわずか30分後この選択をひたすら後悔する事になるのである...。
次回「熊と書いてくんまと読むよトレーニング 最終回」に続く。