Ride07:熊と書いてくんまと読むよトレーニング Part3
『Ride06:熊と書いてくんまと読むよトレーニング Part2』の続き。
つーこんで、K林の提案に乗っかりまずはみんなで頂上に向かう。
どうやら、H多さんとI藤さんは最初からこの東栄町ルートに向かう予定だったようだ。
現在いる「道の駅 くんま水車の里」から頂上のトンネルまでは標高200メートルを登らなくてはいけないらしい。
標高200メートルってどれくらいかお分かりだろうか?
オレも今、コレを書くために改めて調べて見た。
コレだよ!? コレ!
なんつーか、もう、これって…登山じゃん!
で、藤ちゃん以外のメンバーはこれくらいの山なんてスイスイ登ってくんだけど、
キツいんだよ!この坂道が!
はっきり言って、ふもとから水車の里に登って来た時よりもキツい!距離もそこそこあるし、勾配もきつい!
で、フラフラになりながら坂道を登ると、やっと見えてきました。トンネルが!
トンネルの向こうにはチームのみんなが!
「おーい!待ってけろー!」と藤ちゃんもトンネル内に突入。
山道の昔ながらのトンネルなので中にライトが無くて、藤ちゃんの自転車にもライトは付いてない。ので、トンネルに入ってしばらくすると…
『ヤバい、死ぬ。』
暗いトンネルでサングラス掛けて自転車に乗ってると、平衡感覚が麻痺してふわふわ浮いてる感じになるのよ!
で、ひとまずトンネルの中で自転車を止めて、あわててサングラスを取って、トンネル出口に向かってゆ〜っくり走り出し
みんなと合流。
※↑下段の写真の後ろに見えるのが通ってきたトンネル。真っ暗!
※この頃は、疲れながらもまだ余裕のある表情の藤ちゃん。
で、ここから先を下って行ったところにコンビニがあるからそこまで行こう!って事に。
その下りが、またキツかった…。
寒いのよ!!!!
めちゃくちゃに寒い。
あまりにも寒くて、S藤さんが「寒い!眉毛の上が痛い!眉毛の上が痛い!こんなのはじめて!」ってひたすら言ってた
山を下った後もひたすら山道。
これがまた、寒い!ずーーーーーーーーーーっと日陰。
だいたい、コンビニはどこにあるんだ?
浜松に長年住んでいて、一回も通った事の無い道をひたすら走る。
とにかく、寒さと走った事が無い道を走る恐怖との戦いの連続。
で、やっとの事でコンビニに到着。
もうね。
「で、どこなんだよ?ココ?」って感じ。
スマホの地図で場所を確認したら
思いっきり愛知県じゃん!
オレたちゃ静岡県民だ!
とにかく寒すぎるので、みんな、コンビニの中で補給休憩。
この写真…。
ガラスの反射でわかりづらいが
お気づきだろうか・・・?
ガラスの向こうで、
この日陰極寒耐久ライドに皆を引き込んだ
あの男が…
満面の笑みであるw
今までに通った事もない道ばかりを走り、愛知県に突入してしまった藤ちゃん。
無事に帰れるのか不安で仕方が無い。
この先、どういうルートになるのかを聞いてみたところ「満光寺」(まんこうじ)と言うところに道の駅があるらしく、そこから浜松市内はすぐそこ、との事。
と、いう事で我々は充分に休息を取り、「満光寺」(まんこうじ)に向かったのであった。
Part4に続く...。