Ride06:熊と書いてくんまと読むよトレーニング Part2
前回『Ride05:熊と書いてくんまと読むよトレーニング Part1』の続き。
つーこんで、
「くんま」行きをリクエストした藤ちゃん。
迎えた当日。いつものセブンイレブンに7時集合。
集まったのはI葉さん、S藤さん、M山さん、Y下さん、M藤さん、藤ちゃん。そして鬼畜の皮をかぶったK林さん。の7名。くんま行きには特に異論も無いようで、いざ出発。
※上の写真は出発後5秒で鮮やかな立ちゴケを披露して立ち直った直後の藤ちゃんとそれを見て笑うY下さん。
※下の写真は出発後3分後にこっそり練習(コソ練)に出かけようとしていたH多さんとH多さんのお友達のI藤さんを強引に合流させ、そこにI澤さんも合流して全部で10名になったSRMCトレイン。
で、以前と同じコースで「くんま」に向かうものだと思っていた矢先。
K林さんが、こんな提案をしてくる。
藤ちゃん的には、いつもの道もなにも良くわからないので、どんな道でもかまわないっちゃあ、かまわないのだが…。
たしか、染地台から「くんま」のふもとまでは下り道&フラットな道の連続だったはず…。
が、このK林さん提案の道が…。
こんな感じ。
これ、Googleストリートビューの画像なんで明るくみえるが、実際には朝の7時過ぎである。
・とにかく暗い、寒い。
・とにかく路面が悪く、細い。
・とにかく登り。
これから「くんま」に登りに行く前にも「峠を登らせる」という、藤ちゃんにとっては嫌がらせとしか思えないルートを採用する鬼畜。
それが、K林
だが、こんな事は彼の鬼畜の所業のほんの序章にすぎなかった。
で、
そんなこんなで目的地である「道の駅くんま水車の里」へ向かうご一行
ご一行。とは書いたが、藤ちゃんはとにかく登りが遅い!
あっという間に皆に置いてかれ、ひたすら一人で坂道をのぼる。
孤独のランナウェイである。
以前に来たときは、初めてくんまを登る藤ちゃんに対して
I葉さんはわざわざ上から引き返してきて「頑張れ!頑張れ!」って言ってくれた....。
あの、暴れん坊のM藤さんも、坂で喘ぐ藤ちゃんに寄り添って走ってくれて
「オラ、もう少しだぞ!」「頑張れ!」って励ましてくれたが…。
今日は、そんな優しい二人はいない。遥か先に行ってしまった…。
今日は完全に独り。寂しい、ぼっちライドである。
そんな絶賛ぼっちライド実施中に、ちょいちょい目に飛び込んでくるこの緑色の熊が無性にムカつく。なんで熊なのに緑なんだよ!茶色か、百歩ゆずって黄色だろ!熊って言ったらよ!
そんなこんなしてると藤ちゃんも「道の駅くんま水車の里」に無事到着!
いやー!絶対に前より早くなってるし、ラクに来れた!オレ成長してる!
※一番上の写真が道の駅の入り口。ココにもいるよ緑色の熊が。その下の「かあさんの店」の上に書いてある文字は何なんだろう???(ム月いヒヒい)って書いてあるの?
※中段の写真。「道の駅くんま水車の里」にはバイクラックがあるので駐車もラクラク!
ここへ来たら、このパネルの前で集合写真を取るのが決まり。
藤ちゃんが自分の成長に感動していたこの時点で時刻は朝の9時くらい。走行距離は35Kmくらい。
『山を下ってお昼前には家に帰って、総走行距離で70Kmくらいだな』なんて思っていました。
たぶん、この日参加したほとんどのメンバーが考えていたと思います。
『今日はこれで山を下って終わり』だと。
そんな時に、あの男から提案が…。
K林である
まあ、確かに往復70キロ程度ではすこーし、走り足りないのも事実ではある。
が、行った事もない「とうえいちょう」がどの辺りなのか藤ちゃんは検討も付かない。
さらに気になるのは「頂上」である。ここから更に上ると言うのか?
藤ちゃんはK林に聞いてみた。
藤ちゃん:「どういうルートなの?」
K林:「ここから、200メートルくらい走るとトンネルがあって、そこが山の頂上なんでそのトンネルを抜けて山を下って東栄町周りで帰る感じっすね!」
正直、まったくもってルートがイメージ出来ないが、もう既に他のメンバーもそのルートで行く気マンマンである。
なので、東栄町を周るルートで出発!皆でバイクラックに向かう。
若干の不安が残る藤ちゃんは、ラックから自転車を下ろしながらK林に再度聞いてみた。
藤ちゃん:「200メートル走るくらいで頂上に着いちゃうんだ?」
K林:「200メートルって、標高ですけどねwwww」
藤ちゃん:(;゚д゚)ポカーン
鬼畜の片鱗を見せ始めたK林であった。
Part3に続く…。